何か発信しなきゃという熱量が高まっている鈴木しげゆきです。
今月、オープンマイク二郎100杯目スペシャルで久々に歌って、音楽って良いなぁと改めて思ったのは大きい気がします。
長年人前で歌ったりしていると、実際は大して上手くはないのだけれど、お世辞で「歌上手いですね~」と言っていただける機会もたまにあったりするわけですが、「上手い歌」ってなんだろうなぁと思ったり。
単純に音程やらリズムやら、基本技術を忠実にこなせると言うのが上手いということだとしたら、やっぱり自分への歌上手いはお世辞なんだろうなぁと。
ピッチもリズムも正直怪しいし。
曲とか歌詞は好みこそあってもわかりやすく良い曲は理解できる気もするんだけど、上手い歌とは。
技術的なところが優れているのが上手い歌だとすると、「良い歌」ならなんとなく意識しているところはあるかもと思ったりする。
個人的には「息遣い」と「間」と「全力感」みたいな暑苦しさみたいなものは意識しているかも。
自分の好きな歌い手はまさにそういった部分で魅力的な人が多い気がする。
活動が停滞する前の時期、暑苦しさを消したいと試行錯誤した時期もあるのだけれど、自分の思い描く「良い歌」の要素を殺してしまってるだけになっていた気がするんだよなぁ。
何なら多少ピッチやリズムが甘くても、息遣いとか暑苦しさを感じるほうがグッとくる。
寧ろ暑苦し過ぎてピッチやリズムが寄れてくれた方がゾクゾクするんだよなぁ。
好みとしてある種のグルーヴ感みたいなところへのウエイトが大きいのかもしれない。
先日の記事にも書いたかも知れないけど、カメラ・写真の趣味では絶対に味わえない感覚が音楽にはあるのを、少し距離を置いて再確認できた感じかな。
このブログはあくまで趣味メインなので、趣味以上の位置付けの音楽について語るのは微妙に違うかなという気持ちもあるのだけれど、折角少し乗ってきたので、現状の気持ちを書き記しておくのも悪くないかなと。
年内、おそらく何回かライブやるかと思います。
逆に音楽人以外の側面での自分も負けないように楽しんでいきたい。