最近音楽への意欲が戻りつつあります、鈴木しげゆきです。
色々手を出す道楽野郎ですが、趣味の範疇を超えていると思っているので、「趣味」には入れていない音楽。
ここ数年音楽活動が停滞するなか、大きな柱となる趣味がカメラ・写真。
旅行好きなのとも相性が良くて、かつては音楽×旅で、ギター背負ってあちこち旅したものですが、カメラも旅行のお供としては馴染むので、趣味となるのは必然だったように思います。
寧ろ沼にハマるのが怖くて手を出さずにきた部分もあるような気がします(汗)
カメラと旅行みたいに趣味×趣味みたいな部分で言うと、音楽と酒、カメラとコーヒーみたいなのが、最近の柱なように思います。
アドレナリン出まくりと言うか、みんなでワイワイ、直球的で激しく熱い情熱と、強い興奮・高揚感・刺激みたいなところだと音楽×酒。
静かな情熱、じわじわアドレナリンが出るような、独り没頭出来る世界、スナップの休憩に立ち寄る喫茶店、日常の散歩にとけ込む穏やかな楽しみとして、カメラ×コーヒー(×散歩。)
ベクトルはちょっと違うんだけど、どちらに取り組んでいるときも楽しい。
流行り病の世の中で、酒を飲む機会が減り、嗜むのがコーヒーに置き換わったのと、同じようにライブがやりにくい期間も続いた中、淡々とスナップしていたのが上手く重なってるような感じ。
音楽×酒の方が圧倒的に刺激的ではあるのだけれど、歳を重ねてカメラ×コーヒーみたいなじんわり穏やかな感じも自分自身に馴染みやすくなった。
人生も折り返し地点を過ぎ、世の中や身の回りも激しく変化していく中、趣味とはいえ自分が情熱を燃やせるものを大切にしていきたいなぁ。
情熱を注げるものがある人生である方が、きっと幸せな人生だと思う。
最近の話で、長年お世話になっているライブハウス鶴ヶ島HALLEが、ビルの取り壊しに寄る立ち退きによる閉店、坂戸へ移転との話に触れ、衝撃と動揺みたいなものがある。
あくまで移転ではあるし、確かにビルはなかなか古いので、いつかこんな日がくるかもしれないとは薄ら思ってはいたが、思いのほか早いというか、こんな日がくるかもしれないとは頭ではわかっていても、思い出がたくさんあって、多くの情熱を燃やしてきた思い入れのある場所がなくなるのは、言葉にならない感情になる。
二十歳からだからなぁ。
当時大学生、まだ田舎から出てきてまだ1~2年の頃から通い始めたので、埼玉の実家みたいな感覚というか、埼玉で過ごした時間の中はもちろん、人生の中でも大きな部分を占める場所だけに、場所自体がなくなることが実感としてわかないというか。
移転であってもあまりに人生の中にとけ込んだ場所過ぎて、今は動揺している。
音楽活動への意欲が戻ってきて、世の中的にも少し落ち着いた矢先だから余計に。
本当に悔いのないように情熱を燃やし続けないとなと、改めて思った。
言葉にならない感情ではあるのだけど、あまりの動揺になんとか言葉にしようとしてしまうというか、今の気持ちを記録しておきたいというのもあり。
感情を揺さぶるほどに気持ちを向けられるものがあるのはある意味豊かで幸せなことなのかもしれない。
残りの人生、どれだけ情熱を持って生きていけるか、見失いかけていた自分を取り戻したい。
またまとまらない記事になってしまったかな。